あと数時間で2012年も終了します。
大晦日は朝から石狩店の掃除と片付け三昧。
30日ぎりぎりまで札幌2店の年明け用の豆の仕込があり、
改装工事を終えて手付かずだったところを諸々と。
2日には大通店に立つので、元旦も一服してから引き続き
片付けになりそうです。
改装工事は、焙煎室の拡張と環境整備がひとつ、もうひと
つが豆の保管庫を定温化することです。
冬場はどうしても気温が下がり、生豆が冷たくなりロース
トに影響がでるので、ワインセラーのように一定の温度に
保ち、乾燥を防ぐために加湿が可能な業務用のクーラーを
導入しました。
やり過ぎです。。。
生豆もたくさん置けて、掃除もやりやすいように釜の回りも以前より
広く取りました。
新たな焙煎機を導入できるように200Vの電源も確保しています。
今は仮のハンドピックテーブルを置いて作業しています。
動線を考えて後付けします。
2トンは余裕で保管できる定温倉庫。
震災で物流がストップした時に痛感したのが原材料の確保です。
やはり島国は自身でそのケアをしなければなりません。
加湿も可能なダイキン社のクーラー。
15度50%に設定しています。
焙煎した豆も以前使っていた冷蔵庫にいれて、電源入れずに一定温度内で
保管します。
保管庫と焙煎室は機密性の高い二重ガラスのドアで仕切られています。
作業場との距離が近いので、重たい豆の移動も特性のトロッコを作って
非常に楽になりました。
この忙しい12月に一気に工事を進めてもらい、何とか年を越せます。
石狩店で年末を迎えると、いつもお買い上げいただくお客様がたくさん
いらっしゃいます。
作業の合間ですが、できるだけご挨拶させていただきました。
ご利用いただくお客様に感謝し、店を支えてくれるスタッフに感謝し、
上質な珈琲豆の生産者や仕入れ先に感謝し、新たな体制で2013年を
迎えることができます。
ますます美味しい珈琲を求めていき、皆さんにお伝えできる仕事に喜び
を感じて止みません。
2013年も宜しくお願いいたします。
ありがとうございます。
徳光珈琲 徳光康宏