11月1日、石狩本店は17周年を迎えます。
「ほっと一息つくひとときに、寄り添える一杯をつくり続けたい。」
徳光珈琲は、一人一人の手元に届けるまで、
豆の選定から、日々香味を追求してきました。
良質な豆がもつ素材をありのまま、これからも表現しつづけます。
皆さまへの感謝の気持ちを込めて、石狩本店ではアニバーサリーブレンドを販売いたします。
ONLINE SHOPでの購入は【こちら】
また、石狩本店とオンラインショップで珈琲豆をご購入の方には、20%増量キャンペーンを実施🎉
※珈琲豆200gあたり2000円以上の商品は増量対象外となります。
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皆さまのご来店をお待ちしております。
自家製パスタの数、20種類以上。
この世には知らないことが、無数にある。
生きている中で、知りたいと思えるひとつに出会えたのなら、
それは、自分をかたちづくる一部になるかもしれない。
イタリア料理店<BAR SORRISO(バール・ソッリーソ)>の店主・吉村さんは、北イタリアで出会ったパスタをきっかけに、手打ちパスタでしか味わえないパスタを模索し、作り続けている。
パスタといえば、知らない人はいないだろう。
スパゲッティやフェットチーネなど、あの縦に細長い麺が真っ先に浮かぶ。
けれど、吉村さんが手がけるパスタの多くは、ショートパスタ。
その名の通り、短い麺のことなのだが、
イタリアには数えきれないほど様々な形をしたパスタがある。
オレキエッテ、チカティエッリ、ガルガネッリ・・・。
聞き慣れないパスタの名前ばかりで、見事に右から左へと流れてしまう。
ただ、吉村さんがこれまでに手がけたパスタは20種類以上もあるということは、
記憶にしっかりと刻んでおこう。
知っているようで、知らなかったパスタの数々。
その新しい一面に触れると、イタリアパスタに対する概念が変わる。
知られざるパスタの魅力を届ける吉村さんの原動力は、
「本場さながら、様々な個性を持つパスタを見て、味わって、楽しんでもらいたい。」
その一心である。
店で提供するパスタは、季節の食材やソースに合わせて小麦粉の配合と生地の厚みを変えているというので、
自分好みのパスタに出逢いにいくのもいいかもしれない。
リコッタチーズとほうれん草の自家製ラヴィオリ
2010年に開店してから13年目を迎えた今、手打ちパスタでお客さんの”ソッリーソ(笑顔)”を招く吉村さん。
実は、料理人である前に、日本バリスタ協会が主催した大会で優勝するほどのバリスタ経験を持っていた。
ということは、もちろんパスタだけでなく、珈琲にもこだわりがあるはずだ。
ー徳光珈琲の豆を扱うことになったきっかけは?
吉村:5年程前に珈琲豆を探していた時期があったんですね。ロースト具合が安定していて、自分が出したい味わいに近い珈琲ないかなぁって。そしたらある時、徳光珈琲円山店で珈琲をいただいて、美味しかったんです。「これだ」と思いました。その後すぐ連絡したら、徳光さんがサンプルを用意してくださったので、そこからずっと徳光珈琲のブレンドを使っています。
店ではエスプレッソやカプチーノ、マキアートを提供している。
ー吉村さんが表現したい珈琲の味わいとは?
吉村:酸味やコクのあるエスプレッソ。トロッと濃厚でまろやかな味わいを重視しています。綺麗すぎず、雑味のあるところがイタリアらしさだったりするので、そういった深みは出したいと思っています。
淹れ方は様々ですが、イタリアのエスプレッソにおいては、お湯の抽出温度を低めにするのがポイントなんです。美味しい一杯に仕上げる上で、マシンや抽出方法に適した珈琲豆の質というのは大事になってきますね。
「1日100杯のエスプレッソを提供したい」
開店当初に掲げた目標は遠のいてしまったそう。けれど、
吉村さんの心中には「イタリアに根付いているカフェ文化を届けたい」との想いがある。
その想いを胸に、今もひっそりと続けているのがワンコインのエスプレッソ。
とはいえ、大会優勝経験者のエスプレッソを100円でいただけるなんて、
ちょっと半信半疑になる・・・。
吉村さん曰く、バンコ(カウンター)で一言二言ことばを交わしたり、
場面のリセットとして、思い思いに味わうこと。
それが、ワンコインでエスプレッソを楽しむ条件だという。
その言葉には、吉村さんの人情味が溢れていて
温もり感じる空間こそが、イタリアンバールだと語っているようだった。
吉村さんがつくる手打ちパスタの知られざる魅力に触れながら、
エスプレッソで一服してみてほしい。
きっと、また足を運びたくなる。
【徳光珈琲からのメッセージ】
ソーリッソさんは開店間もなく「バンコで100円提供!!」と聞いて、これは行かねばと思い、まずは食事をと伺ったのが始まりです。その後に、メールで珈琲豆提供のお話しを頂きました。
当時イタリアメーカーの珈琲豆をお使いで、ただクリアな味わいではない、スペシャルティコーヒーの良さとイタリア土着なニュアンスも欲しいとのリクエストで、オリジナルのブレンドに仕上げています。
これを飲んだサリュのシェフが自宅用に欲しい!と嬉しいお話もいただきました。
そして、スーパーワンオペスタイルは準備の賜物。
無駄なくコンパクトな店舗でも落ち着くのは、イタリアスピリットが育んできたからこそできるのかなと考えます。
パスタの種類も豊富で、いつ行っても飽きないメニューは、チョイスに困ってしまうほど迷います…。
料理に合わせたグラスワイン、最後の締めはぜひエスプレッソで!!
〈店舗情報〉
札幌市中央区大通西18丁目2-12大通MMビル1F
地下鉄東西線「西18丁目」3番出口 より徒歩2分
Instagram|@bar_sorriso
Facebook|バール ソッリーソ
10月7日(金)、徳光珈琲大通店は12周年を迎えます。
「ほっと一息つくひとときに、寄り添える一杯をつくり続けたい。」
ご来店いただいた一人一人の手元に届けるまで、
豆の選定から、日々香味を追求してきました。
大通店はまたひとつ、年を重ねます。
これまでも、そしてこれからも
徳光珈琲の一杯が、一人でも多くの方々に届きますように。
良質な豆がもつ素材をありのまま、これからも表現しつづけます。
さて、皆さまへの感謝の気持ちを込めて、大通店ではアニバーサリーブレンドを販売いたします。
ハイローストで仕上げた豆は、なめらかな口当たりと、ワイニーな味わい。記念すべき日に、贅沢なブレンドを皆さまとシェアできたらうれしく思います。
さらに、珈琲豆をご購入の方には、20%増量キャンペーンを実施!
増量の対象店舗は大通店のみ。アニバーサリーブレンドは対象外となります。
皆さまのご来店をお待ちしております。
開店18時、<SABOT(サボ)>の扉の向こうでは、すでにお客さんの声が行き交っていた。円山公園駅から徒歩5分程歩いたところにある、イタリア料理店だ。
1998年から夫婦で営む店には常連のお客さんも多く、四季折々の食材を使ったシンプルな味付けで愛されている。
桃と茄子、穴子と梨、帆立ととうもろこしなど、メニューを眺めているだけで、季節を感じる料理が目に浮かぶ。
一見、斬新とも思える組み合わせも、口の中へ運べばおどろきと納得。身体が弾むほど、美味しいのだ。
穴子のグリルと和梨のサラダ。香ばしい穴子の焼き目に、ほんのり山わさびが香る。
徳光珈琲の豆を取り扱い始めたのは、約10年前のこと。徳光オーナーが小池シェフへ渡したサンプルを使ってもらったことがきっかけとなった。
店では、エスプレッソとブレンドコーヒーを提供している。
小池:徳光珈琲の豆は安定感があって、開店当初から使ってるイタリア製のコーヒーマシンとの相性も良かったんです。
開店当初から使用しているイタリア製のコーヒーマシン
ー 相性が良いコーヒーというのは、どんなものですか?
小池:エスプレッソをマシンで落とした時に、液体を包む表面の細かい泡(クレマ)の状態が良いかどうかを見るようにしています。ブレンドコーヒーについては、徳光くんから「これ使ってみたらどうですか」ってマシンに合う豆を選んでくれて、淹れたら美味しかった。味のばらつきがなく、安定して作ってくれる徳光珈琲の豆は安心感がありますよね。選んで良かったです。
さらにドリンクのほか、徳光珈琲の豆を使った自家製ジェラートやアフォガードのドルチェもおすすめ。<さくらんぼのトルタとエスプレッソのジェラート>は、トルタのしっとりとした食感と濃厚ジェラートのまろやかな味わいがマッチして、口の中で上品に溶けていく。
さくらんぼのトルタとエスプレッソのジェラート
SABOTのメニューはとにかく、メニューが豊富。その一つ一つに、小池シェフならではのこだわりが感じられる。料理のインスピレーションはどこからくるのだろう。
小池:開店当初はメニューが少なくて、フレンチや中華のシェフと料理の話をするようになってから、徐々に自分でも新しいメニューを考案するようになりましたね。あとは、本を読み漁って気になる店を見つけたら食べに行って、自分で試してみての繰り返し。
ー 色んなジャンルの料理からアイディアが生まれていたんですね。
小池:そうそう。イタリア料理を食べるより、和食を食べに行ったりとか。その方が、イタリア料理だったらどうしよう?って発想が豊かになるんです。そうした発想から生まれる料理の数々が、「食べたいものを好きなように食べる」自由なSABOTのスタイルにも繋がっているような気がします。
写真左:帆立ととうもろこしのフリット 右:桃と水なす、モッツァレラのサラダ
変わらない味を求めて来てくれる常連さんもいれば、刺激を求めて来てくださるお客さんもいる。
双方の気持ちに応えたいという小池シェフの想いが、豊富なメニューの数々にも表れていた。
小池シェフの探究心を、SABOTのひと皿から感じてみてください。
【徳光珈琲からのメッセージ】
SABOTの小池ご夫妻とも10年来のお付き合いになります。
きっかけはサグラ(現在は余市に移転)の村井シェフからエスプレッソマシーンの調子が悪いのでとご紹介いただいたのがきっかけになります。
北海道ではなかなか取り扱いのない歴史のあるマシンで、シェフの思い入れが詰まっていましたので、修理業者を探してメンテナンスしてもらいました。
シェフの料理は何といっても素材の組み合わせの妙が驚きと感動を与えてくれて、そのイズムも一緒に働いていた元の店舗でやっているsacaeの佐藤シェフなどにしっかり引き継がれています!!
奥様のサービスもとっても素敵で、ワインもすすんでしまいますね。
小池シェフからフレンチのラ・サンテの高橋シェフをご紹介いただき、以来珈琲の取り扱いをいただいていいたりと、繋がりがやはり大切だなと実感します。
マイペースでこれからも美味しい料理とワインをよろしくお願いします!!
〈店舗情報〉
SABOT
札幌市中央区南5条西24丁目1-1キネブチビル1F
TEL: 011-796-6632
※ご来店時は予めお電話をお願いいたします。
円山店の13周年記念にご来店いただいた皆さま、ありがとうございました。
アニバーサリーブレンドや豆増量キャンペーンはお楽しみ頂けましたでしょうか。
さて、10月1日からは〈秋色ブレンド〉が発売!
秋へのうつろいを感じるひとときに、ほっと一息お楽しみください。
みなさまのご来店お待ちしております。
徳光珈琲全店、オンラインショップにてご購入頂けます。
【商品詳細はこちら】
円山店は9月15日に13周年目を迎えます。
ご来店いただいた皆さま一人一人の支えがあったからこそ、また一つ年を重ねることができました。
いつも徳光珈琲をご利用いただき、誠にありがとうございます。
感謝の気持ちを込めて、円山店ではアニバーサリーブレンドを販売いたします。
ハイローストで仕上げた豆は、なめらかな口当たりと、ワイニーな味わい。
記念すべき日に、贅沢なブレンドを皆さまと共有できたらうれしく思います。
さらに、珈琲豆をご購入の方には、20%増量キャンペーンを実施!
※増量の対象店舗は円山店のみ。アニバーサリーブレンドは対象外となります。
記念すべきこの機会をお見逃しなく。皆さまのご来店をお待ちしております。
北海道マラソンではスタート・ゴール地点が大通店の目の前(写真中央のビルの2階)なので、たくさんの方々が行きかっておられました。
青森から参加された方が、いつも珈琲豆をオンラインストアで買っていて、一緒に走った友人とぜひ本店へということで、ご来店いただきました。嬉しいですね!!
いよいよ北海道は秋へ突入です。
珈琲教室は人数制限しながら再開を10月からとさせていただきます。
お申し込みはこちらから⇒
珈琲好きの証に、そっと小物を添えてみませんか。
今回、北海道在住の作家〈.mm〉さんに依頼し、シルバー素材の珈琲豆ピンバッチとネックレスを制作いただきました。以下、〈.mm〉さんよりコメントをいただいております。
豆一つ一つを丁寧に扱っている徳光珈琲への敬意を込めて制作しました。
徳光珈琲の豆をお預かりして、シルバーの塊を豆の形に加工し、表面はダイヤモンドポインターで仕上げています。
珈琲好きの方に寄り添うものになりますように。
【製品詳細】
<珈琲豆>
素材:シルバー925
ピンブローチで制作しましたが、ペンダントヘッドへの造り替えも行っております。
<ネックレスチェーン>
フリーアジャスターダイアカットボールチェーン 1.2ミリ(45cm)
素材:シルバー925
長さが欲しい場合はご相談に応じます。
【.mm の制作活動に関して】
普段はシルバーを中心にゴールドやプラチナ、真鍮なども取り扱っております。
彫金でつくるものは勿論、鋳造の原型となるものもすべて、金属自体を加工し、成形し、石留め、仕上げ加工までを自身の手で行っています。
徳光珈琲大通店にて〈さっぽろコーヒー牛乳〉が販売開始!
8月3日から開始した本企画には、市内の複数店舗が参加し、それぞれの店で北海道牛乳を使用したオリジナルのコーヒー牛乳がお楽しみいただけます。
徳光珈琲では、エスプレッソと珈琲の果実を乾燥させた「カスカラ」のシロップを北海道牛乳に加え、〈アイスカスカラテ〉としてご提供。なくなり次第終了となります。
皆さまのご来店お待ちしております☕️
【さっぽろコーヒー牛乳について】
札幌の文化でもある深煎り珈琲と、酪農王国北海道では欠かせない存在の牛乳を生かし、札幌市内のカフェ店舗で個性あふれるオリジナルコーヒー牛乳をお楽しみ頂ける企画です。
▼特設ホームページ
https://coffee-milk.sapporo-morning.jp/
札幌で2017年から続く〈中国料理 月下翁〉。店主の髙橋シェフが振る舞う料理に、思わず目を丸くした。
味わうたび、いままで抱いていた中国料理へのイメージに新しい彩りが加わる。
今回の取材に際してまず気になったのが、中国料理と珈琲というちょっと意外な組み合わせ。
月下翁では、開店当初から徳光珈琲のブレンドを使用している。髙橋シェフ曰く、珈琲があるとほっとするんだとか。
徳光オーナーが店の料理に合わせて仕上げたというオリジナルブレンドは、濃すぎず軽すぎず、バランス良くまとまっている。
料理の最後にふさわしい香味をイメージして、珈琲としてだけでなく、エスプレッソとしても楽しめるよう、こっくりとした味わいにしたそう。
そんな徳光珈琲のお供には、手づくりの杏仁豆腐を。
杏仁豆腐のまろやかな風味と珈琲が絡み合い、月下翁で過ごした時間が美しく締まる。
そもそも中国料理というと、一皿ずつの量が多いイメージ。
何人かで料理を囲んで取り分けながら、色んな料理を楽しみたくなる。
しかし、ここ月下翁では、一人で食事をするお客さんも多いのだとか。
一人でも存分に楽しめるわけは、どの料理もちょうど良い量で、やさしい味にある。
料理へのこだわりを髙橋シェフにうかがうと、中国古来の「食養生(=体質や健康状態に合わせて食事をとる)」という考え方を取り入れ、季節に合わせた味付けを心がけているのだという。
髙橋:うちの料理って、いい意味で色がないんです。尖った味付けはしないし、派手な飾りもしない。メインとなる素材の良さを生かすために、必要な食材だけを加えるようにしてます。
あと、中国料理において最も重要なのは、火の入れ方。中国料理というと、強火で調理するイメージもあると思うんですが、僕はそこまで強火にしない。例えば、野菜においては、芯までちゃんと火を入れつつも、本来の食感を残しながら素材の良さが消えないように意識していますね。
髙橋シェフの素材の向き合い方から生まれる作品は、やさしさもありながら、大衆の中華料理のイメージを覆すような、洗練された料理だった。
いつしか北海道の中国料理が注目されることを夢見て腕を振るう姿は、今こそ目に焼きつけておきたい。
札幌ではまだ珍しいと言われる月下翁のスタイルが、今後どのような盛り上がりをみせるのか楽しみである。
そして、食事をしながらふと思ったことがある。
不思議と、一人で過ごしている感じがしないのはなぜだろう。
それは、メニューの相談にも気軽に応じてくれる、店の柔らかい接客なのか。
はたまた、月下翁に集まるお客さんの雰囲気がそうさせるのか。
店名の由来ともなる、中国の縁結びの神様「月下老人」が
今宵も中国料理で人々の身も心もあたため、縁を紡いでいるようだ。
【徳光珈琲からのメッセージ】
現在のお店の前にシェフとして腕をふるっていたyinzu時代からのお付き合いになります。
無化調でここまで!!という味わいは素材の旨味を最大限に引き出す技術の賜物ではないでしょうか。
中華と珈琲の組み合わせはなかなかないですが、求める方向が近いので、やはり寄り添う珈琲をブレンドさせていただきました。
今のお店はオープンキッチンなので、髙橋シェフとの会話も楽しみながら、暑さに負けず無駄のない動きで鍋を振るっている姿は見ていて飽きないですね。
これからもよろしくお願いします!!
〈店舗情報〉
北海道札幌市中央区南3条西3丁目 Gダイニング札幌 地下1階