珈琲の風味が香ばしいパンをやさしく包む。
札幌の食通なら訪れたことがあるだろう<boulangerie coron(ブーランジェリー コロン)>。
北海道産小麦100%使用、
そして、北海道食材へのこだわりは、パンのみならず、農にも広がり、2015年にレストラン<brasserie coron(ブラッスリー コロン)with LE CREUSET>が誕生。ここで、徳光珈琲のオリジナルブレンドを味わうことができます。
レストランのメインシェフ・塚田宏幸さんと商品企画リーダー・島森萌さんにお話しを伺いました。
coronに徳光珈琲を。
選んだきっかけは、安心して任せられるオーナー徳光さんの珈琲への熱意だといいます。
塚田:徳光さんと出会ったころ、僕自身、
珈琲だけに限らず、ほとんどの食材は生産者を直接訪ねて選ぶようにしています。気の合う人、志の近い人の方がブレが少ないので、共にストーリーをつくっていく感覚で、長くお付き合いできる。誰から買うかというところは大事にしていますね。
島森:開店にあたって、徳光さんには珈琲の機材導入から操作方法、淹れ方までレクチャーいただき、同志のように感じています。自分のことのように真剣に向き合って下さって嬉しかったですね。
徳光さんの珈琲への情熱は、coronでも信頼の味を生みます。
お土産や外出先で飲む用に購入したいという声に応え、ドリップパックを商品化。島森さんは何度も徳光珈琲に通い、珈琲の華やかな香りが残るドリップパックを実現させるため、試行錯誤されたそうです。今や、
さらに、お客さんからはこんな嬉しい反応も。
島森:レストランは百貨店にあるので、ご年配の方も多いんですが、飲み慣れている方も「ここの珈琲は美味しい」と言って下さります。
塚田:そうそう。なかには、常連のお客さんが毎回同じ珈琲を注文されるんです。一度だけ、ブレンドの味を変えたとき、「珈琲変えたでしょ?」って気づきましたからね。笑 珈琲をきっかけに来てくださる方もいるのは嬉しい繋がりです。
coronに根付く徳光珈琲の味は、これからもお客さんとの輪を広げることでしょう。
珈琲とも相性抜群なcoronの料理、ぜひ味わってみてくださいね。
【徳光珈琲よりメッセージ】
塚田さんとはお会いしてから10年以上になりますね。塚田さんがcoronさんでメインシェフを務めることになり、
こだわりの北海道食材を活かした塚田さんの料理はcoronさんのパンと道産ワインにバッチリマリアージュします。
生産者さんとのコラボも盛んに行われていて、作り手をお店に招いてこだわりなどをお聞きしながら料理をいただくと、美味しさもさらに増しますね。
作り手と繋がることは珈琲にも通じるものがあり、食材はやはり自身が見て確かめたものを使いたいと考えるのが自然です。
世界中に産地がある珈琲はなかなか大変で、この数年は状況が許さないのですが、今後も続けていきたいです。
美味しい料理と美味しいパン、そして最後にぜひ珈琲をお試しください。
ちなみに、徳光珈琲各店で提供しているバゲットトーストはcoronさんのパンを使用しています。
是非、徳光珈琲でも北海道の素材と製法にこだわったパンをお楽しみください。
coron
〒060-0061
北海道札幌市中央区南1条西2丁目
丸井今井札幌本店 大通館3F
■TEL 011-221-4141
■営業時間 10:30~19:30(L.O.19:00)
■定休日 不定休 ※百貨店の休館日に準ずる