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ニカラグア ラモンパグアガ2013.07.21

【中米トリオ】の農園のご紹介を!

ニカラグア北部にあるヌエバセゴビア県ディピルト地区に住む小農家の作ったコーヒーが入荷しました。
ニカラグアは高品質なコーヒーを生み出す産地として認知度の高い国ではありませんが、
フローレンシア・マイクロミルの活動により、近年は優良な小農家のロットが流通するようになり、
評価を向上させている産地です。
同国は他の中米の国と比べると比較的海抜が低い地域が多いのですが、
この辺りは山岳地帯で付近にはニカラグア最高峰モゴトン山(2107m)がそびえています。
今回販売するマラゴジペはティピカの突然変異で生まれた品種。
大きな豆です。

とてもクリーンでマイルドさも兼ね備えています。
通常この品種は大味になりがちですが、
このコーヒーはジンジャーなどハーブのような香りと繊細さが際立つ素晴らしい出来となりました。
収穫および生産処理工程は伝統的な手法が守られつつ丁寧に生産されています。
ぜひパグアガ親子が作り出すニカラグア産の素晴らしい香味を持つコーヒーをお試しください。

農園名:ラ・ベンターハ&エル・エスフエルソ農園(Finca La Ventaja & El Esfuerzo)
農園主:ラモン・パグアガ
息子:セルヒオ・パグアガ
所在:ヌエバ・セゴビア県ディピリト東部ラ・ラグーナ地区
標高:1,400~1,600m
品種:マラゴジペ


“マラゴジペの収穫〜ドライミル工程まで”


収穫:ピッカーによるセレクトピッキング
精製~乾燥:
 ●生産者の所で行う工程
  果肉除去、発酵約20時間、水路にて水洗+フローター除去、乾燥棚で一次乾燥(水分値40~42%)
 ●フローレンシアミルで行う工程
  ウェットパーチメントの受け渡しとパティオにて本乾燥
フローレンシアでのドライミル工程:
 脱穀、スクリーン選別、比重選別、ハンドピック、バキュームパック

<フローレンシア・マイクロミル>
ラスセゴビア地域の生産者は一般的に小規模で、ウェットパーチメントを
農協やミルに売り渡すのが主な流通形態である。
その中でフローレンシアミルは高品質のパーチメントに対し、
品質に応じた高い価格で買い取りを行う。
そのため生産者は高品質なパーチメントをフローレンシアへ持ち込む。
全てのウェットパーチメントが高品質である訳ではないため、それなりのものは、
その品質をそれなりの価格で買い取っている別のミルへ持ち込む。


もちろん生産者がフローレンシアに持ち込む理由は買取価格だけではない。
フローレンシアマイクロミルは責任者のブランカさんを筆頭に、
“優れたカップを生みだしかつ信頼できる人間性を有した生産者”
とのつきあいを大切にしており、生産の指導も行っている。
信頼関係と指導そして買い取り価格によって、このマイクロミルには高品質なパーチメントが集まる。


さらに集まったパーチメントの品質管理もしっかり行われており、
担当者は日々焙煎、カッピングを行い
商品の評価を行っている。


フローレンシアミルは設立して4年の新興ミルだが、
コスタリカで培った生産技術・管理手法を導入することで
従来にない品質のニカラグアコーヒーを実現している


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